品種リスト はるみどり

まろやかな口当たり、圧倒的なうまみが特徴の品種です。煎茶向きの品種で、マイルドで飲みやすいです。品種名が春の新生活を応援しているようでプレゼントにもらうと嬉しいものです。

  • 渋みの少ないマイルドな味わいの緑茶を飲みたい
  • いつもの煎茶に飽きたから、いいお茶を試してみたい
  • 海外の方への贈答品を探している

はるみどりの煎茶はこの様な方におすすめです。特に煎茶は渋いもの、苦いものという先入観をお持ちの方は、はるみどりを丁寧に淹れてみるとお茶を今までとは違った観点から楽しむことができます。

はるみどりとは

「はるみどり」という日本語で麗らかな名前は、春の一番茶の収穫時期に、葉が鮮やかな色合いをしていることから名付けられました。うまみが強くマイルドな味わいで人気のある品種ですが、栽培の難しさもあって希少性の高い品種であるといいます。そしてはるみどりは、かなやみどりとやぶきたを掛け合わせてできた品種です。

茶の葉としては中位の楕円形で、はっきりとした色合いが特徴的です。葉は柔らかく、煎茶の品種として極めて優れています。

香気・滋味

はるみどりはやぶきたを掛け合わせてできた品種ですが、やぶきたとは異なる香気があります。

はるみどりで何よりも特徴的な点は、まったりと、したうまみが濃厚なところです。一番茶に含まれるアミノ酸が4%以上で、反対に渋みのもとのタンニンは10〜11%と割合が低いのです。まろやかな味わいを楽しむことができます。

成分的には一番茶でアミノ酸が四%を越え、タンニンが一〇~一一%と低いのでうま味が強く、渋みの少ないのが特徴です。香気は「やぶきた」と異なる芳香があります。