秋冬シーズンを代表するケーキ菓子モンブラン

お菓子

秋から冬にかけてのケーキといえば、栗の風味を楽しむモンブランです。秋の味覚の栗を使っていることと見た目が雪を被った山のようなので、季節感たっぷりのデザートです。

デザートモンブランとは

モンブランはイタリアとフランスで愛されている秋から冬にかけてのクリームのデザートです。本来、甘くした栗のピューレをスパゲッティのような細い麺のようにし、ホイップした生クリームを添えたものです。イタリア北部のピエモンテが発祥の地とされ、ヨーロッパの名峰モンブランにちなんだ名前で呼ばれています。

日本では「ケーキ」で持ち運びができるようなシルエットが一般的だけど、元々は栗のピューレと生クリームのデザートなんです。

このデザートの名前の由来である名峰モンブラン(Mont Blanc)がそもそも「白い山」を意味する言葉から来ています。

モンブランを食べる国

日本の洋菓子店やケーキ屋さんでお馴染みの「モンブラン」ですが、世界中でも定番のデザートやケーキという訳では無いようです。

アメリカ西海岸では見たことないんです。

発祥の地であるイタリアではもちろん、ピエモンテ州が隣接しスイーツの文化があるフランスでモンブランは愛されています。ヨーロッパでは他にフランスとイタリアに隣接するスイスでも人気です。またスロバキアやハンガリーといった中央ヨーロッパでも親しまれているようです。アジアに来てみますと、香港や上海でも愛好されています。

日本のモンブラン

発祥の地のヨーロッパとは異なり、日本人向けにアレンジされたのが栗の甘露煮の乗ったモンブランです。黄色い栗を見ると和菓子を思い出します。

お店:かにや
場所:埼玉県狭山市

狭山市に拠点を置くかにやさんの「純栗里モンブラン」に茎茶を合わせてみました。マロンピューレと生クリームに熱々で入れる茎茶がよく合います。

煎茶といえばお湯を少し冷ましぬる目で淹れますが、「茎茶」は熱々で淹れるのです!