香りにまつわる英語 aroma, smell, scents, note, nose, flavor

日本茶の繊細な香気を表すのに必須の英単語の意味をまとめました。筆者が普段お茶に関して英訳する際に使う言葉が中心のメモ書きです。日本人は緑茶に対して色鮮やかであることばかり求めますが、海外の方は香りや味わいを重視します。日本茶を紹介するときに参照してみてください。

Aroma

食べものや飲み物のいい匂いについて言う時に使う名詞

いい匂い、臭い匂いと「におい」全般で使われる単語。動詞でも名詞でも使われる。

風味、鼻と舌の両方から感じる香りのことです。もっと簡単に言うと、口に含んだときの香りをflavorと言います。

This sencha green tea doesn’t have much flavor.
訳: この煎茶は風味があまりない。

良い香気、かすかな匂いの手がかり、香水

香りの雰囲気、特徴、しるしを伝えるための言葉。トップノート、ミドルノート、ラストノートと言われますが、香りの持続と質によって特徴が分かれます。

The ‘flavor’ of greentea refers to ‘top note‘; sensation of smell, and ‘flavor’; sensation of taste.

訳: 緑茶の香には、鼻で匂いをかぐときに感じるトップノートと、口に含んでから感じるフレーバーがある。

いちばん初めに感じる香りのことです。強く感じる分、香りの持続性はありません。

中心となる香りのことです。即効性も持続性もないですが、メインに香るものです。

いちばん長く持続する香りのことです。

ワインテイスティングで使われるノーズは「香り」を示すことばのこと。ノートに近い使い方。

ワインテイスティングの際に香りの広がりを表現するのに使われる言葉です。熟成による香りのことです。

花や香水のような芳香を示す言葉です。お茶にはあまり使わないかもしれません。

日常的に使う香りの言葉、例文を見つけたら少しずつ更新します。