T2 フレンチアールグレイをレビュー

お茶ガイド
オーストラリア発、ヨーロッパでも大人気のフレーバーティーブランドから「フレンチアールグレイ」をピックアップ!

  • フレーバーティーらしい華やかな強めの香りを楽しみたい
  • 柑橘系のさっぱりした香りのお茶を楽しみたい
  • ホットでも水出しでも楽しめるフレーバーティーの飲みたい

T2の「フレンチアールグレイ」はフレーバーティーの中でも飲みやすい種類です。

T2のフレンチアールグレイをレビュー

華やかでありながら爽快な風味が魅力です。パッケはポップで可愛らしく、水色も美しくお土産にもらったら嬉しい紅茶です。
茶葉に着香したフレーバーティーに慣れていないと「ちょっと風味がきつい」と感じてしまいましたが、工夫次第で楽しめる紅茶です。

  • 水 200ml
  • 茶葉 3g
  • 抽出時間3分

標準的な紅茶の淹れ方で淹れました。花びらが入っている分気持ち多めの茶葉で良いです。

香り、味の特徴

ローズ、ピーチ、ライチ系の甘やかな香りが最初にきます。花弁が入っていて、茶葉を見ているだけでもなかなか楽しいお茶です。口に含むとまろやかなタンニンの風味とともに柑橘類の爽やかさが喉を良く通ります。飲んだ後はどことなくミント系のハーブの清涼感が口に残ります。花びらの自然な風味よりは、香料が強めです。

紙製の外見ですが、内側は透明のプラスチック袋に入っています。開封したての頃、フレーバーがなかなかきつくて持て余し気味だったのですが、保管用に紅茶缶に移してしばらく保管していたところ多少マイルドな香りになりました。長期保存に向く紅茶ならではの変化の楽しみ方です。

素材

紅茶、天然と人工香料、ハイビスカス、ひまわりの花びら、バラの花びら、ウスベニアオイ

アイスティーで楽しむフレンチアールグレイ

爽やかな風味が印象的なので水出しとロックの2種類の淹れ方でアイスティーを作りました。

T2フレンチアールグレイ水出しアイスティー

水出しもおすすめです。多めの茶葉と水で出すとフローラルとフルーティフレーバーをより強く感じます。少なめの茶葉でも軽やかな香りのフレーバーティーとして楽しめます。

  • 水 200ml
  • 茶葉 2g
  • 8時間抽出

今回2gで作ってしまいましたが、200mlに対しては3gの方がおすすめです。

 

味の基準になるように、まず標準的な水出し紅茶の作り方水100mlあたり1gの茶葉になるように作りました。薄めのさっぱり風味のアイスティーになりました。茶葉自体が少ない分味に物足りなさを感じますが、特徴的な香りが苦手な方にはこのくらい薄いのでも良いかもしれません。(この反省を込めてお湯で淹れる際に3gにしました。)

金茶色の水色が美しいお茶です。水出しだと水色は薄めになりますが、透き通るようで涼やかです。多少薄くはなりましたが、クリアーな味わいのお茶を朝のおめざとして飲んだら爽快でした。

ロックで楽しむT2フレンチアールグレイアイスティー

短時間でアイスティーを作れるロックスタイルでも挑戦しました。

  • 水 100ml
  • 氷 100ml
  • 茶葉 3g
  • 抽出時間 3分

水出しで茶葉を控えめにしてしまったので3gで作ってみました。

お茶はお湯で淹れる方が香りや旨味やこくが引き立ちます。このお茶も例外ではなく、水出しよりも一度熱湯で淹れて作った方がしっかりとした味わいになります。茶の味も香料由来のフレーバーもはっきりとメリハリが効いています。

T2 フレンチアールグレイ French Earl Grey 100g リーフ

T2とは

1996年にオーストラリアのメルボルンで創業した紅茶ショップです。その後英国やシンガポールでチェーン展開しました。茶葉にフルーツや花、スパイスをブレンドし、常時100〜200種類ものフレーバーを取り揃えています。

フレーバーティー専門店T2の特徴

オーストラリアの紅茶界に革新を!とまでは言わないでしょうが、顧客にお茶の愉しみ方を教えることがモットーのブランドです。

キューブ型のパッケージ、色とりどりのティーウェアーがポップで人気です。

T2 日本国内での入手方法

2019年までは日本未上陸でオーストラリア土産として人気だったT2ですが、2020年4月に日本国内に正規代理店ができオンラインで購入できるようです。

今まで手軽に購入できなかった方もこれで買えます!朗報!

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